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  実験住宅での実測データ

・データ@・・・1F、エアコンの効果(暖房時)

まず最初に、実際このシステムで暖房できるの?という疑問にお答えする為に、2つのデータを以下に示します。





1/30から2/2まで、データを取りました。エアコンの設置状況は、トップページのイラストで示したように、1Fに天井設置エアコンを1台。2Fに壁掛けエアコン1台を設置しています。

暖房なので、1Fのエアコンのみ運転しています。設定温度は、20℃で自動運転です。上のデータと下のデータの条件の違いは最後に説明するとして、それぞれのデータの考察をします。

外気温度は、建物の北面を測定しているので、気象庁のデータなどと比較すると低めになっていると思います。夕方の5時くらいから、翌日の夕方5時くらいのデータなので、外気温は、 明け方に向かって徐々に下がり、昼間上昇して夕方から下がるという状況が見てとれます。

<上の図の考察>
・1Fは、北側にある洗面所とリビングの間に、1〜1.5℃の温度差がある。
・2Fは、1Fと比較して5〜6℃室温が高めである。

<下の図の考察>
・1Fの温度差は、上の図ほどなくなっている。
・2Fは、依然として1Fと比較すると室温が高めである。ただ、その差は、昼間を除くと3℃差以内と少なくなっている。

<まとめ>
・上の図と下の図のデータの条件の違いは、部屋のドアの開閉です。上の図が、各部屋のドアを締めた状態でのデータであるのに対して下の図は、ドアを開いた状態のデータです。 実生活に近いのは、上のデータですが、それでは、1〜2℃の温度差ができるという事です。この原因は明らかで、ドアのアンダーカットだけでは、十分な空気循環がされないという事を示しています。 もし、「温度差ゼロ」をうたうエアコン・システムがあるなら、大きな開口部があるか、送風機などで強制的に空気循環をしているか、ドアを開いた状態でデータ測定しているのかもしれません。

・次に1Fと2Fの温度差です。これは、1Fが防犯のためにシャッター雨戸を締めているので、日射から取得する熱がほとんど無かったという事が大きく関係していると思われます。
ただ、それを踏まえても、2Fのガラリには、開閉機能があって、温度調節できるべきだという事を我々に教えてくれました。

・最後に、暖房に関してこの「エスパス」は、有効な方式で、1台のエアコンのみで、全館暖房が可能だという事がわかりました。また、部屋間の温度差は、住む人のプライバシーを考えれば、 1〜2℃は許容範囲なのでは?と思いました。

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